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発達障害が気になる親御さん必見!「運動療育」で心身ともに一歩前進!

2016.10.27

ひとえに発達障害と言っても種類はありますが、学習能力やコミュニケーション能力、身体的な障害を抱える子どもを持った親御さんは少なくないと思います。平成25年の文部科学省データでも前年に比べ障害を持った子どもの割合が増えたことも分かっており、これから障害を持ちながらも社会に羽ばたくお子さんたちが増えたということにもなりますね。
親心として不安や心配なこともあるかと思います。
しかし何でもネットで調べられる時代、同じ悩みを持った親御さん同士が集まるコミュニティーがあったり解決が早まる時代にもなってきました。今日はそんな不安を解消する1つの案として 「運動療育」、運動を通して脳の神経回路を繋ぎ、子どもたちができることを1つでも増やすための教育をご紹介させてください。
【「運動療育」って一体何が良いの?】
脳科学と発達心理学
ハーバード大学医学部のジョン・L・レイティ博士によると「運動療育」は2つの分野から子どもに発育に効果的だと言われています。それが「脳科学」と「発達心理学」です。この表を見ると、運動は体や心を司り、脳とリンクしてるように見えますね。脳への効果、そして運動をすることがお子さんにとってどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
①運動は脳に絶大な効果がある
脳みそ
運動はいわゆる“情動の抑制”に優れ、衝動・集中・イライラを上手にコントロールするのに役立ちます。運動は筋力アップなど体の面にだけ効果があるように見えますが、絶大な影響を受けるのは、実は「脳」。運動は学習力などの認知能力を高めることから、運動をすると子どもも大人も集中力が上がるだけでなく脳が学ぶ態勢に入ると言われています。脳には1000億の細胞があり何をするにもその一部を使うわけですが、運動すると他のどんな活動より活発に脳細胞が働くのだとか。わたしたち人間は体を動かすように脳が進化したおかげで、高度で複雑な動きができるのは脳のおかげのようです。
▼メリット1:ストレスをコントロール
▼メリット2:筋力アップ
▼メリット3:学習力(認知能力)を高めることで集中力が上がる
▼メリット4:脳を学ぶ態勢にする
②たくさん遊ばせ運動に繋げる
子ども走る
遊びは運動に繋がり、その運動が子どもにとって学習する場を与えてくれます。しかし、運動をさせると言っても「何をやったら良いの?」と、なりますよね。では、実際に「運動療育」で行っている運動はどのようなものなのでしょうか?
・脳全体の発達を動かす即効性のある有酸素運動(かけっこ等)
・身体のコントロールを高める運動(ボールをカゴに投げ入れる等)
・バランス感覚を養う運動(片足で立つ、ケンケンをする等)
・身体のパーツをリズミカルに連動させて動かす協調運動(手と足違う動きをする等)

運動と聞いていたので走ってばかりかと思いましたが、止まってみたり、手だけを動かしたりするのも遊びに入るのですね。もう少し詳しく!という方は、こちらにもまとめたので見てみてください(^^) 主に施設で取り入れられることが多い運動療育ですが、ご家庭でもできるように紹介された本もあり(下にリンク貼っておきますね)、家にあるものを使って親子で前進するきっかけづくりも増えてきています。
③最後に障害をお持ちの親御さん方へ
花と手
可愛い我が子には、少しでも楽しく そして健やかに育ってほしいものですよね。運動や学習、生活面でお困りのことがある方は是非同じ境遇をもったコミュニティーを使って一歩ずつ進んでいきましょう。今回、運動を通して脳を活性化させることが、子どもの筋力アップだけでなく、記憶力など学習する力になることをお伝えしました。お子さんは誰よりも親御さんのことを信じていますし、一緒になって行えばより親子の絆を深めるきっかけにもなります。
障害を持っていることはその子の個性であり、性格や性分と同じようなもの。ジョン・L・レイティ博士も、障害を持つ親御さんは「うちの子は脳の配線が違うんだと考えてください」と言っています。運動療育を通じて1つでもできるようになることが増え、親子一緒に楽しい生活が送れればと思い、今回は親御さん向けに記事を書かせていただきました。ちなみにご紹介したSPARK運動療育はとしても販売されており、ご自宅でもできる内容が多数取り込まれています。また、跳んだり跳ねたりなかなかおうちでするのは難しい・・という方には、家庭用のエアーマットを用意しましたので、気になる方は問い合わせフォームよりお声掛けください(^^)
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細胞のアンテナ(糖鎖)が強くする為の健康食品です。糖鎖が強くなることは、免疫力が上がったり病気が治りやすくなったりします。発達障害症候群のお子様にもお勧めです。
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■糖鎖栄養素含有食品(36包入り)
■免研・糖鎖グミゼリー
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放課後デイサービスなう様、取材させて頂きました!
発達障害の子ども向け教育「運動療育」が可能性を広げてます!
「運動療育」って実際どんなことをしているの?
▼参考文献
一般社団法人日本運動療育協会(SPARK協会)
SPARK協会YouTubeアカウント
▼「運動療育」参考になりそうな本
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
「GO WILD 野生の体を取り戻せ! ―科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス」

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